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職場で悪口を言われます。

薬剤師と人間関係

薬剤師として働き始めたばかりなのですが、職場の先輩と上手くなじめません。
仕事でミスをした際に、そのミスを取り返そうと頑張ってみているのですが、先日職場の先輩たちから陰で悪口を言われていることを知りとてもショックでした。
仕事ができない、あいつは使えないという悪口を言われてしまい、普通に仕事をしている最中も冷たく当たられてしまいます。

職場の中に頼れる先輩がいないのはとても辛いです。
自分が悪いのだと思い頑張って努力をしてはいるのですが毎日が憂鬱です。

薬局という特殊な閉鎖環境から起きる問題

人間関係のトラブルがある場合、転職を考えることも一つの手です。
薬剤師という資格で働く環境から考えてみることが大切です。
調剤薬局を例に考えてみると、非常に狭い空間で仕事を続けていくことが予想されます。

薬剤師という仕事を考えると、医師が出した処方箋を基に、薬を処方して服薬指導をして渡すことになるでしょう。
行動範囲を考えてみると、ほぼ全員が、同じ調剤薬局の中で一日を過ごします。
事務関係をおこなっている人は、金融機関を周ることがあるぐらいで、出張に出たりすることもまずありません。

薬を注文すれば、持ってきてもらうことになりますが、それ以外の営業マンが売り込みに来て、対応したり折衝するということもまずないでしょう。
常に同じメンバーで仕事を繰り返すことが基本で、他社から手伝いにくるということも、薬剤師という資格を考えればこれもありえません。
大多数の人間が在籍することもなく、少数精鋭でメンバーが入れ替わるということもほとんどないでしょう。

つまり、常に少数の同じ人間がいて、同じ空間で同じように毎日仕事をこなしていくのです。
これが人間関係の悪化につながるというのは、薬剤師だからこそ出てくる悩みといえるでしょう。
離職理由としても多数見かけるのも、こうした職場環境となってしまうことが要因です。

人間関係を改善させるのは難しい

こうした人間関係は、改善することが難しい部分でしょう。
まず、人数が少ないため、解決する手段を講じることができないことがほとんどです。
部署を移動するというわけにもいかないでしょう。

複数の調剤薬局を展開しているようなところであれば、異動を申し出ることもできないことはないかもしれません。
ですが、その先に空きができる可能性は低く、頻繁に空きが出るようであれば、その調剤薬局も何か問題を抱えているはずです。

転職先として、こうした問題に巻き込まれたくないというのであれば、ある程度情報を収集しておかなければいけません。
常に募集を繰り返しているような調剤薬局は、人間関係を始め問題を抱えています。
残業もなく、安定した職種である薬剤師は、大きな問題や結婚といったことでもなければ離職しにくい性格を有しているからです。

早期に転職するのも一つの選択

人間関係に悩んでいるのであれば、薬剤師自体の募集はなくなるものではないため、早めに転職してしまうというのも方法でしょう。
少なからず問題を抱えた薬局の環境は、改善することはないからです。
長い時間を掛けて我慢をすることで改善するのならまだしも、それすら先が見えないのであれば、早めに転職したほうが精神的にも楽でしょう。

次の職場を探す場合には、しっかりと情報収集をして対策を打つことです。
他にも、転職サイトなどを使い、エージェントに下調べしてもらうということも方法として考えることも必要でしょう。

Posted in BBS