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地域で違う?薬剤師の求人状況 ~東京~

アジアの代表都市である東京

日本の首都であり、アジアでも有数の都市である東京は、人口密度の高い地域としても知られています。
日本の経済の中心地でもあり、多くの医療機関を抱えています。
それだけに、薬剤師の求人も非常に多い地域です。

大学も医療関係の学科が多く、最先端の医療情報が集まります。
その分だけ、医療従事者も多数集結している地域であるといえるでしょう。

人口の密集地ということもあり、学校も多数存在します。
その割に、学校薬剤師の数は不足しており、危険ドラッグなどの問題に対して教育が進まないというジレンマも抱えているのです。
近年、インターネットを通じて手に入れる例が多発しており、教育の場を作っていかに危険かを伝えていくという大事な部分が薄くなってしまっているといえるでしょう。

地域格差が激しく新卒も多い

薬剤師の募集を見てみると、調剤薬局に関しては、かなり足りていると考えられています。
ただし、これも23区に集中している部分が強く、西東京に移れば不足状態は何も改善されていません。

他にも、病院やドラッグストア、製薬会社、化粧品会社など、多数の案件を抱えているのが東京都です。
さまざまな職種を選ぶことができる代わりに、人気の仕事は競争が激化します。
給料が良くて、職場の環境が良くてといって探すと、驚くほどの人が集まってくるといえるでしょう。

驚くほど人が集まれ、自然と競争が激しくなり、なかなか就くことができません。
それでも、絶対に資格が必要であるということでは、人材を確保しなければいけないことは間違いありません。

人材不足が明らかに大きな問題になっている地域は、年収の相場も自然と上昇する傾向にあるともいえるでしょう。
ただし、都心を外れていくと給料相場が下がるため、忙しいわりに給料はあまりよくないということも出てきます。

採用市場ということを考えると、年間で2,000名は薬剤師が誕生しており、新卒として採用市場に出てくることは間違いありません。
ここからも、薬剤師が都市部に集中しやすく、少しでも勤務条件が地方に移れば、人材不足が深刻な問題となるといえるでしょう。